第2夜です。


誰 も待ってなどいないでしょうが〜のだめスペシャルドラマ第2夜感想です!。
もう、おわかりのことでしょうが、管理人はちあのだ非ラブ 派なので全然甘い感想にならないとは思いますが、どうぞお付き合いください!。

いよいよ「砂漠のプロメテウス作 戦」発動です!。
ヴィエラ先生に会いに行こうとしている千秋に迫る影!!。
サングラスが外れたオリバーはなんと なくタレ目で可愛い顔をしています♪。
「ママーあの男の人達抱き合っているよ〜」
確かに誤解されてもしかたない ようにマッチョなオリバーの千秋への抱き付き方はなんとなくやらしいです(笑)。
拉致される千秋。
男性といえど も、美青年は外国では気をつけましょう(笑)!!ということでした〜。

のだめのアナリーゼ始まりました。
実 は優秀だったフランク!!。見事にアナリーゼで知識を発揮します。
よかったね!フランク!ただのオタク青年で終わらなくて♪。
そ してついに待望のリュ、リュ、リュカ登場……なんですが……。


なんじゃあああああ あっっっ!!!あのガキはっっっ!!!!


いやね、確かにこの頃のリュカはガキだし、この子 はこの子ですごく可愛いと思います。
だけど……だけど……ただ、日本人の少年に金髪のマッシュルームカツラをつけただけじゃない か……。
どうして外人子役を使わなかったんだ〜!!(号泣)。

あ、セイン・カミュがいた。


そ してどこかの怪しげな地下室で行われる最も残酷な儀式。
「砂漠のプロメテウス作戦」。
ゼウスとプロメテウスのイ ラストがミルヒーといやに体格のいい千秋なのが笑えます。
エリーゼが取り出したのは孫の手〜(日本製?どこか怪しげなドライブインで 買ったのかしら)。
すっげえ嬉しそうなエリーゼ。
に〜し〜おかすみ〜こ〜だよ〜とか言い出したらどうしようかと 思った(笑)。

ミルヒーとのだめご対面。
のだめちゃんのDカップを鷲掴みするミルヒー。い や、竹中直人さん、役得役得♪
お茶の葉はずっと使わないと固まってしまうということを初めて知りました。

砂 漠のプロメテウス作戦、無事に成功いたしました。
嵐の中を歩く千秋。これからの彼の行く末を予言しているようです。
の だめが拉致された状態を忠実に再現するフランク。あのふわっとした手がいいわあ〜。

「千秋やせましたネ」「今日 一日でやせたんだ!!」
いや、絶対フランスでの過密撮影スケジュールで玉木千秋は痩せたんだと思う……。
「ワン モアキス」パリ店(世界チェーン店か)なかなかの美人さん揃いです。
のだめの「捕まえて蝶ダイ〜」でたくさん蝶が飛ぶところが可愛 かった♪。

千秋とミルヒーのラブラブ旅行♪。
「お腹空いた空いた空いた〜」「人参嫌い〜」 おじさまのお守りは大変なようです。

あ、のだめのおにぎりを手にしながら、千秋がのだめのほっぺにちょんちょんするエピソードに触れ ていなかったですね。

………気安く触るんじゃねええっっ!!なんのかんの言っても今からお前はのだめを置いてい くんだろうがーーーっっ!!

……っていうか、どうしてこう私は千秋に対して厳しいの?
どう してこんなに非ラブ派なの?。
あの玉木千秋の愛おしそうな笑顔っ!!。
ここは完全にちあのだファン萌え所でしょ うがーーーーっっ!!。
そんなささくれた自分が悲しくなりながらも先に進ませていただきます。

そ してミルヒーと千秋は日本公演へと向かいます。
オーケストラは例の新都フィル。真澄ちゃんと高橋くんと木村くんのいるところ。
ミ ルヒー登場で楽器をガンガン鳴らすオケメンバー達。
そうか。マエストロを迎える時にはこうやって出迎えるのが普通なんだな。私はブー イングなみの何かの嫌がらせかと思ったよ。
そしてマエストロ世話係(笑)登場。
さっそく「千秋 様ーーーーーーっっ!!」と抱きつく真澄ちゃん。
うんうん。久しぶりだもんね。生千秋。会いたかったよねー。ささっ遠慮せずにぞんぶ んに触りまくるがよい!!(笑)。
そこに高橋くんも加わって、千秋モテモテです。(男にばかりだけど…)。

マー メイドジュースの中身。
パイナップルとかメロンはまあ理解できるのですが…。
玉葱、しいたけ、ローストチキン、 エリンギ、山芋、セロリ、タラバガニに生いわし数匹…そしてお頭つきの鯛!!。
かなり生臭そうなジュースです。(鯛の尾がささってる のはアクセントの飾り?)
「嫌ダー」とわめくミルヒーに無理矢理ジュースを飲ませる千秋がすっごくうっとりしています。
S 性本領発揮です。

のだめに浮気写真届きます。
千秋……膝枕とか…酔っぱらったら絶対に隣に いるのは誰でもいいんだよ。
絶対に世界ツアー中に酔っぱらってどこぞの女性と何かしらやらかしていそうです。
… 間違いなくどこかで妊娠騒ぎとかおこしてると思うけどなー。

黒木くんはパリ時間(30分の遅刻は当たり前)にな じめないようです。
うん、私もなじめないと思う(笑)。
ターニャから「青緑」と言われる黒木くん。
ど うやら意味がわからないようで、自分の黒づくめの格好を見回して首をかしげています。
そしてのだめ発見!!
「恵 ちゃんっっ!!」
どこぞの昼ドラマのように感動の再会……ああ、よかった!!

そして黒木を 自分のアパルトマンに誘うのだめ。もちろん千秋の部屋。
その前に鍵がないと、のだめ部屋オープン!!。
「人が恋 する瞬間」を初めて見たのがハチミツとクローバーなら、「人が恋から冷める瞬間」がこの時の黒木くんの表情でしょう…
千秋の部屋でソ ファーに座り自然にくつろぐ2人(オイ)。
みんなからのファックスで届いたお祝いのメッセージがあります。静止画面でがんばって確認 しました。
「千」親友峰「秋」金城静香「様」由貴(誰?)「優」萌アンド薫「勝」高橋「お」橋本洋平・オーボエ命(誰?)「め」木村 「で」舞子「と」金井と片山「う」真澄ちゃん「!」大河内。
「!」の大河内はファックスが半分途切れているのはお約束でしょう
黒 木くんに日本食を作ってあげるとはりきるのだめ。……かわいい!!。クロノダ全然オッケーだっっ!!。
「青緑」とはパリの若者言葉で 「暗い」という事実を知りショックをうける黒木くん。
そしてターニャとごたいめーんっっ!!「セッグローックッッッッ」
夕 食はおにぎりとてんこもりのひじきでした。(黒木くんもくもくと頑張って食べてますが…やはり愛?)
ターニャの元彼話…千秋の浮気 話…思いきり盛り下がる夕食。そして担当教諭がオクレール先生でないと知った蛍フランク登場。
そんな中、浮気男(笑)から電話が。
ミ ルヒーの看病をしながらのだめに電話をする千秋。
冷たいのだめの態度に動揺します(当たり前だっつうのっっ!!)。
「恵 ちゃん、僕、帰るね」「あ、待って、黒木くん!!」
黒木くんーーーーっっ!!。ナイスタイミングだわーーーーーっっ!!(原作ではユ ンロンだったけど)
思いっきり動揺を隠せない千秋。
「黒木くん?」「なんで黒木くん?」「しかもあの部屋で?」 「2人きり?(笑)」

そんな千秋にも春が(笑)

……孫Rui登 場っっっ!!。
Rui可愛い!Rui優雅!!Rui最高だーーーーっっっ!!(もちろん私はRuiファン)。
し かしあの片桐はいりママからRuiがどうやったら生まれるんだ……?(遺伝子操作かっっt!!)

オクレール先生 登場!!。
原作とは違い渋い、ロマンスグレーという言葉がぴったりです!!。

久しぶりにゆ うこりんから電話です。
東京公演で千秋がシュトレーゼマンの代わりにデビューを果たしたということをご丁寧に教えてあげるゆうこり ん。
はっきり言っていらんお世話ですが…


ゆうこりんからシュトレーゼマンの代役として千秋が孫Ruiとピアノ協奏曲を演奏したことを知っ たのだめです。
ゆうこりんは確かに余計なことを言ったのかもしれないけど、いずれは誰かから知らせられるでしょう。
あ んなにのだめが「先輩とピアノ協奏曲を〜」と熱望していたのを知っていたのに、突然の代役とはいえ千秋からのだめにそのことについて一言も知らせないって いうのはやはり…うーん…千秋の馬鹿タレ。
うっとりと微笑み合い、息が合った所を見せる千秋とRuiの演奏。
高 橋くんのヴァイオリン姿や、真澄ちゃんのティンパニー姿も久しぶりに見れて嬉しいです。
今回のブラボー役は峰くんでした。

そ して何故か裏軒で「千秋優勝&デビュー記念パーティ」をやっています(笑)。
集まっているのはR☆Sメンバーと千秋&Rui。
「キャ プテン峰龍太郎が乾杯の音頭をとらせていただきます!!」(何のキャプテンだ!?)
「という訳で」「Ruiさんに♪(ダーティペアが 割り込んで)」「乾〜杯!!」
千秋や他の面々はビールですが、Ruiはワインでした。
ワインも置いているの か!!裏軒!!。地下室にワインセラーとかがありそうです。
真澄ちゃんはRuiが気に入らないみたいで突き飛ばしています(ヒド イ)。
真澄ちゃん、高橋君、他女子にもてもての千秋に、男子にもてもてのRui(笑)。
峰パパも無理矢理Rui にサインをお願いしています。「裏軒さんへってお願いします♪」。
「僕は町内で2番目に有名な合唱団の指揮者の大河内…」とRuiに アピールしかけてフライパンで叩かれる大河内(これもお約束)。
峰から黒木くんがパリにいることを聞かされて思いっきり動揺する千 秋。
その後峰の清良への思いを切々と相談されても混乱のあまり完全無視。(本当に親友か?)
思わずのだめに電話 をしようと携帯を取り出しますが、その時ちょうどRuiが千秋に話しかけます。
「ありがとう!同世代の人達とわいわいするの初めて。 演奏もすっごく楽しかった!!」と笑顔のRuiに言われにっこり微笑む千秋
(そしてこの瞬間にのだめに電話することはもう忘れてし まったらしい…怒)

フランクの部屋で孫Ruiのビデオを見せてもらうのだめ。
Ruiのリス トの超絶技巧に見入るのだめ。

Ruiと千秋の買い物シーン。
「なんかデートみたいね♪」 「…え?」「冗談よ」。
いや、女王様と荷物持ちの侍従のように見えます(笑)。
入ったジュエリーショップで赤い ハートの指輪に思わず微笑んで見入る千秋。
「プレゼントですか?」という店員に対して「いいです!」と焦っていうがそこはさすがプロ の店員!素直に引き下がらない!!。
「そーれーでしたら、こちらのネックレスはいかがですかあっっ!!」
カモを 見つけたと言わんばかりに笑顔で無理矢理ネックレスを薦める店員。すっげえゴリ押し……こんな店員につかまったら逃げられないよ……。
と にかくこの場を離れたい千秋。「じゃ、それで…」
「あーりーがとうございますっっ!!」
有無を言わさず会計に 持っていく店員にプロ根性を見ました。

リストを弾きまくるのだめ。
「のだめだってできるも ん……」という台詞が悲しい。

Ruiと千秋の別れのシーン。
「また買い物につき合ってね ♪」「…まだそれを言うか…」でも実際に買い物につき合わされたのはのだめだったりします(笑)。
どうもRuiママが苦手らしいミル ヒー。
確かに片桐はいりと竹中直人が同じ画面上に収まると思うと、ちょっと怖いです。
ミルヒーが千秋の心の迷い を指摘。
「千秋、もういいかげんに素直になりなさい」
「俺をパリから連れ出したのは?」「エリーゼでっ すっっっっ!!」って言うミルヒーが可愛かった。

オクレール先生とのだめの初対面。
「博多 とおりもん」を差し出すのだめ。
いや、本当に「博多とおりもん」はおいしいんですよ!!。バター風味の洋風饅頭…って感じでしょう か。
私は福岡に行く度にいつも買っています♪。
ちなみに東京に行く際はいつも「東京ばなな」を買って帰りますね え。「銀座のいちご」とか「空飛ぶ子ドラ」とか。
佐賀県に行ったら「佐賀錦」宮崎県に行ったら「ういろう」(何故か)鹿児島県に行っ たら「かすたどん」と「つけ揚げ」長崎県に行ったら「抹茶カステラ」
熊本県に行ったら「熊本ラーメン」と「高菜漬」
山 口県に行ったら「ふぐ茶漬け」広島県に行ったら「もみじ饅頭(チーズとかチョコとかが好き)」
……話が大きく逸れましたが……。
「も う1コ。もう1コ」と楽しげなオクレール先生がとても可愛いです。

そして好きな曲を弾くように言われてリストを 弾くのだめ。
頭の中をよぎるのは千秋とRuiの演奏シーン。
リュカの馬鹿にしたような顔。
ア ナリーゼの先生(セインカミュ)の顔。
おにぎりを持って立ち去っていく千秋の後ろ姿。

演 奏終了後「どうですか?」とオクレール先生に聞くのだめ。
「全然ダメ〜」と答えるオクレール先生。「君はここに何しに来たの?」

一 時パリに帰国する千秋。「半日だけ休みをくださいっ!!着替えを取りに帰るだけですからっ!!」とエリーゼに懇願する千秋。
「その代 わり…もし戻ってこなかったら……ふっふっふ♪」
どうやら砂漠のプロメテウス作戦第2弾を実行するらしいです。すっげえ楽しそうなエ リーゼと恐怖の表情の千秋。
ヨーロッパデビューも決まりました。

アパルトマンの階段を軽々 と駆け上る千秋。
「東京公演のこと…ヨーロッパデビューのことちゃんと説明しないとな」ああ、ちゃんと説明する気はあったのね。
と ころが予想に反して綺麗に人の住んでいる気配など何もなかったような千秋の部屋。
「…ていうか俺こんなに動揺してるんだ…」「あいつ がこの部屋にいてあのピアノを弾いていれば大丈夫だと…」「大丈夫って何が?」
そして脳内に現れる「変態の森すごろく」(笑)。
こ れはぜひ商品化して欲しいものですね〜。Wiiかなんかで(笑)。
目前には変態の森のゴールが見えています。うん。確かにあそこに ゴールするのは勇気がいるだろうね。人生変わっちゃうもんね。

そこへ蛍のだめ登場!!
すっ げえボサボサ頭に腰を曲げて足を引きずるように歩く姿は……モデルは志村けんの扮するババアと見たっっ!!(笑)。
もう手なんかぶる ぶる震えていてお茶をこぼすコントがリアルで出来るよ。
「おか〜え〜り〜なさい〜せ〜ん〜ぱ〜い〜……デビュ〜お〜めでとうご〜ざ〜 い〜ました〜」(まさに志村けんババア口調)
うまいっっ!!樹里ちゃんの女優根性をここで見たよっ!!。
何かし たのではないかと問う千秋に、違う……何もできなかった…と呟くのだめ。
「何を弾いたんだ、ちょっと弾いてみろ!」と無理矢理のだめ にピアノを弾かせるのだめ。
超絶技巧……らしいです〜。これがどんな弾き方でこれの何がいけないのか私のようなものにはさっぱりわか りませんが〜。
ふとした千秋の視線の先にはRuiのCDがあり…千秋にはこののだめの変わりようの原因が何なのかわかったみたいで す。
あせる必要なんかないのに…そう言っても。
千秋の華々しいデビューは素直に嬉しい。けど妬ましい。しかもそ の隣にいるのは自分ではなかった。自分はこんなところで何をやっているんだろう…っていうあせりと苦悩。
のだめだって普通の女の子 だった。っていうかその前に人間だった(じゃあ、今までなんだと思っていたのか〜)
「もういいからやめろ」とピアノをやめさせ、苦し そうな表情でのだめを思わず抱きしめる千秋。
ここで何故、ぼへキスがなかったかっ!!……という話ですが。
……… そりゃあ……志村ババアのような蛍のだめだし(笑)……絵にならないというか……のだめがいかにも風呂入ってなさそうで汚そうで臭そうで!……そんなキス シーン誰も見たくなかったのではないかと思われます(あ、本音が…笑)。
「何やってるんですかっ!!」千秋を突き飛ばすのだめ。
「俺 はお前のピアノが好きだから」「千秋先輩一人が好きだって仕方がないんですよ!!」
のだめに追い出される千秋。
心 配そうに見守るターニャとフランク。この2人が見守るシーンはカットされるかと思ってたから嬉しかった♪。
千秋はベッドにどさっと倒 れ込み、「だからその辺のことをはっきり分けなさいと言ってます!」ミルヒーの言葉が蘇ります。
「くそ…」と呟く千秋。
そ れからエリーゼとの約束どおり、着替えを持ってアパルトマンを後にします。

「自分で乗り越えるしかないから…」

………っ て、本当にまたこの状態ののだめを置いていくとは思わなかったよ……(怒)

スランプ続行中であるのだめに、年末 にリサイタルで弾くことを提案するオクレール先生。
「人に聞かせたくないの?」「なんのためにここに来たの?」「なんのためにピアノ を弾いてるの?」
オクレール先生の容赦ない問いかけはのだめの心に突き刺さります。
マジノ先生も登場……っても うちょっと優しそうな美人の先生を想像していましたが……いやはやなかなか容赦ない先生でした。
モーツアルトについて熱く語るマジノ 先生ですが……もしかしてモーツアルトマニアですか?。
モーツアルトの曲に苦しむのだめ。
「楽しくないっていう か…自信がないんです…」今までアナリーゼや初見をやってこなかったのだめ。
「こんな勉強やってこなかったし」「じゃあやりなさい よ!」「わからないし」「わかろうとしなさいよ!」「なんのために弾いてるんですか?」「だったらやめなさい!日本に帰って好きな曲を好きなだけ弾いてれ ばいいじゃない!!」

マジノ先生に叱 られて涙を流すのだめ。
部屋に戻りR☆Sオケの写真や家族の写真を見ながらぽろぽろと涙がこぼれてくる。
思わず 千秋に電話をしようと携帯を手に取りますが、「今のままじゃ千秋とは一緒にいられない」というミルヒーの言葉が蘇ります。
たまらなく 嗚咽をもらすのだめ。
原作ではけっして見られないのだめです。
だけれども、原作では表には出ないだけで、実際に はこんな風に何度も何度も一人で苦しんで泣いていたんだろうなって思います。
「なんのためにピアノを弾いているのか」それはパリに留 学すると決めた時点で一度は答えが出た問いでした。
だけれども、人間って、一度は立ち直った事でも長い人生の間にはまた何度も挫折し て、また何度もはい上がって…その繰り返しなんだと思います。
だから、本当に正しい答えなんて誰にもわかりません。
た だその時を無我夢中で一生懸命に生きていくだけしかできないんだろうなあ。

千秋のデビュー曲決まりました。ブ ラームス交響曲第1番です。
きっとどうかんがえても玉木千秋にこれ以上新しい曲を覚える余裕がもうなかったのであろうと思われます。
こ こで千秋はホテルからのだめに珍しく電話……でも留守電。
すれ違う2人。

のだめについて語 りあうマジノ先生とオクレール先生。
「どのように育てるつもりですか」「考え中」このじいさんも狸ジジイであることは明白です。(っ ていうか、のだめのオジサンキャラって全員…)
練習室で徹夜でモーツアルトを弾き続けるのだめに声をかけるオクレール先生。
「こ れは君が作曲した曲なの?」
もじゃもじゃ組曲がここで初めて明らかになります!!(なんたって今までおなら体操のみだったから)。
い や、楽しそうに曲を弾くオクレール先生がす・て・き!!(オヤジ好き炸裂!!)。
「間違えた〜」と嬉しそうにオクレール先生に突っ込 むのだめ。久しぶりの笑顔です。
「君がそうやって言いたいことがあるみたいに、他の作曲家だって言いたいことはあるのに、君はその声 を感覚的にしかとらえない。モーツアルトにもっと耳を澄ませてきいてごらん」
「だけど、あのコンクールの時のシューベルトは良かった よ。もう一度弾いてみて」
弾き出すのだめに背後霊のように千秋の声がします「シューベルトは本当に気むずかしい人なのか?」……と 思っていたら本当に出たよっっっ!!背後霊千秋がっ!!(生き霊か!?笑)

そういえば最近姪っ子がこの曲を練習 しているそうです。(明らかにのだめの影響であることは間違いないです)
携帯の待受画面ものだめに変わっていたし……この間、話をし たときに「最近パソコンを使う時間が長いそうだけど、何してるの?」と聞いたら

「小説を読んでるの」

………………………… なんの………………………???。

もう、怖くて怖くてそれ以上聞けませんでした。いや、ケータイ小説のなんかだ ろう、絶対に「恋空」とかあんな奴だ!!
絶対にのだめ二次小説とかそんなんじゃない筈だっっ!!(と無理矢理自分を納得させる)

学 校からの帰り道、教会から合唱が聞こえます。
そう、そこでのだめが出会ったのは………リュカーーーーーーーッッッ!!(金髪カツラ リュカだけど)
「おじいちゃんと一緒に毎週来てるんだ。お姉ちゃんも一緒に聞こうよ」
2人で広い教会の椅子に二 人っきりで♪座り、ミサに聞き入ります。
「晩年のモーツアルトが完成させたたった一曲のミサ曲なんだ。」
ヨー ロッパの教会の建物。そしてそこに響く美しい音の全てに感じ入り、涙をまたひとしずくこぼすのだめ。

この場 合………スランプに陥ったのだめが立ち直る手助けをしたのは………オクレール先生の言葉と、教会に連れて行ってくれたリュカッッではないでしょう か!!!。
あの世界中を飛び回っている浮気男(笑)ではなく。
確かに、苦しんでいる時にお互いに頼らないで乗り 越えていく…というスタンスが千秋とのだめの関係のいいところではありましたが……。

今回、千秋、全くの役立た ずでした。(ああ、背後霊はいたか…)。


ブノワのお城でのリサイタルに「道がわかんないから…」とフランクとターニャも誘う太っ腹なのだ め!。
のだめはごろ太のパペット、フランクはカズオのパペットでフランス版「プリごろ太」の漫画を読んで仲良く遊んでいます♪。本当 に兄妹みたいに仲がいいです。
「年末はアニメフェスタがあるんじゃないの?」というターニャに、「来年はそのリサイタル僕が出るかも しれないからね!!」と意気揚々のフランク。
「いーわねー!オタクは妄想が豊かで…」「なんだとー!!」ベッドのターニャにダイビン グして飛びかかるフランク。
こ、この構図は……フランク×ターニャもよいわ〜。
千秋は誘わ ないのかと聞くターニャに、先輩は忙しそうだから…と答えるのだめ。
「じゃあ、千秋の代わりに誰か誘わない!?今度こそ将来有望な男 を!!」相変わらずのターニャにのだめは一人心当たりがあったようです。。
まさしく、将来有望な男ですっっっっ!!!!。ナイス だっっっのだめっっっ。

変わって日本に向かう飛行機の中。
ミルヒーの希望で日本で演奏旅行 終了パーティを開くそうです。
「そのためだけに行くのか!!俺はパリへ戻るつもりだったのに…」
「絶対に参加し なさい!」ミルヒーの見張り役として千秋に参加を強要するエリーゼ。
しかし、美女を従えてミルヒー登場です。
「千 秋が来たら女の子皆、横取りされマス。パリに帰りなサ〜イ。のだめちゃんによろしく」
「は、はあ…」複雑な表情の千秋。
こ れはミルヒーののだめと千秋の仲を取り持ってあげようという心遣いなのでしょうか。
でもそれなら、飛行機に乗る前に言ってあげればい いのに(笑)。もう飛行機日本に向かってるじゃん。

そして日本から改めてパリに引き返す千秋。あれ…よく考えた ら、千秋が飛行機に一人で乗るのは初めてじゃないのかっ!!。
そんなにのだめに会いたかったのか……しみじみ。

パ リの街はすっかりノエル一色です。
いやあ、街がきらびやかですっごく綺麗です!!。
3ヶ月のツアーもようやく終 わりました。
ツアー土産は「なんとかかんとか(よく聞き取れなかった)とキャビア」らしいです。どこの国の土産だ?。そして何日持ち 歩いているんだ(笑)?
「そして…」と赤いハートの石のネックレスを見ながらにんまりする千秋
………あな た………本当に誰なの……?。
「あいつ…今頃、どうしてるかな…慣れない国でノエルにたった一人で……様子だっておかしかったの に……」
のだめの志村ババア(笑)が頭をよぎる千秋。
クリスマスで渋滞する道路。
「ここで いいです!」とタクシーを飛び降り、千秋真一、パリの街を走る走る!!。すっげえ!!どこぞのトレンディ(死語)ドラマみたいだーーーーっっっ!!。
ア パルトマンの階段を駆け上がり、のだめの部屋のブザーを押す千秋。
「まさか…身投げなんてこと……」エッフェル塔から飛び降りるのだ めのイメージが千秋の頭をよぎります。なんじゃそりゃ(笑)。

そこへ隣の部屋(千秋の部屋)から「きゃは〜〜ん ♪」と奇声が。
そこでは赤いソファーに黒木くんとのだめが座りお茶を飲みながら地図を見て旅行の計画を立てています。
「お 城ってここですかね」「いやあ、さすがにそれは〜」笑いながら楽しそうな2人……なんだか……すごくラブラブなんですけど(笑)。
そ こへ間男(逆か)もとい部屋の主登場(笑)。
「千秋くん!!」と嬉しそうに立ち上がる黒木くんですが、千秋は黒木くんには全く無視で す(オイ)。
「せんぱ〜い!!」
玄関には天井につかえている大きなツリーもちゃんとありました(笑)。飾り付け もすっかりできています。黒木くんと2人で飾り付けしたのかな〜(クロノダ妄想炸裂!)。
「どうしたんですか?帰ってくるなら連絡し てくれればいいのに〜。ムフ♪」もうすっかり蛍状態から立ち直ってるのだめでした。
「自分ちに帰るのになんで連絡しなきゃならないん だ。ていうか人の家で何をやってるんだ!!」

合い鍵を渡しておいて部屋を使ってなければ何かもの足りないらしい し、使っていたら使っていたで文句があるらしいです。
まさに勝手な男!!千秋真一。

「今、 黒木くんと旅行の計画たててたんデス♪」と悪びれずに言う天然のだめ。
(旅行……まさか二人っきりで…)千秋もかなり想像力が豊かだ ということが判明いたしました(対のだめだけですが)。
「違うんだ!これはその……」さすがに空気が読める黒木くん。必死で弁解しよ うとしますが、のだめがそれをさえぎります。
「あ、千秋先輩…ヒマなら行きませんか?」
のだめはのだめなりに気 を使ってますが、それが千秋の怒りに油をそそいでしまったようです。
「もういい……オレは心配しない……勝手にしてくれ!!」
吐 き出すように言い捨てて部屋を飛び出す千秋。


千秋が出て行き呆然と立ちすくむのだめの視線の先にはリサイタルでやる予定のモーツアルトの楽譜 が。
「焦ってる」「柔らかい音で」「リズムに気をつけて」びっしりと書き込まれた楽譜がのだめの今までの努力を物語っています。
…… こんなにこんなに一生懸命頑張っていたんだよ。
のだめは、たった一人で。
あなたがいない間に。
頑 張って……頑張って………それなのに……この男はーーーーっっ(怒)!!

ぐわーーーーーーーーっっっっ!!! (怒怒怒怒怒怒)

「なんで俺が出て行かなきゃいけないんだ…くそ…今からシュトレーゼマンの所に戻るか…」
と 夜の橋の上を歩いている千秋に「千秋せんぱ〜い!!」と追いつくのだめ。
「ムキャ!なんで無視するんですか!!久しぶりの再会なの に!!」
(どっちが…)「別に無視してる訳じゃ…」
千秋、完全に拗ねまくってます。
「あ、 わかった、ツリーを勝手に部屋に入れたから怒ってるんでしょう?」この辺りが天然のだめです。
「でも先輩電話くれないし、…言う機会 が…」
「お前が電話すればいいだろう!!」
「え……でも……特に用がなかったし」この台詞で立ち止まる千秋。原 作では父親とのトラウマもオーバーラップするのですが、ここではただつらそうな表情です。
「のだめだって忙しかったんですヨ…」
の だめの差し伸べる手を振り払う千秋。
「もうやだ……お前、変態……人がせっかく素直になろうとしたのに……」手にしたネックレスを見 つめます。い、い、い、いったい何を素直になろうとしていたんだ!千秋!!(笑)。
「好きだ好きだと言って真剣に向き合おうとしな い…お前の音楽に対する態度と一緒だな!!」

……これが3ヶ月一人で異国の地で、苦しんで頑張って、音楽に取り 組んで来たのだめに対する台詞かよ!!

「もう俺はついていけない」
そして足早にその場を立 ち去る千秋。
(これでいいんだ…これで少しは俺様に対する態度も改まるだろう。少しは危機感を持てっていうの)
……… 言っていいですか。

千秋のこの根拠のない恋の駆け引き(?と本人は思っているらしい)がイ ヤーーーーーーー!!。
だから、彩子さんに振られるんだよ!!。
お前なんかモテナイくん決定だっっ!!ふー んっっっ!!。

そこへのだめの快心の一撃跳び蹴りが決まります。
ポール「ここからは私達ヤ キトリオが解説を行います!。どうですかねえ、黒木さん。今の跳び蹴り!!」
黒木「い……いや、すごく確実に決まりましたね……(っ ていうか……めぐみちゃん、やりすぎじゃ……)」
「ケツの穴の小さか男たいね!!そんな男こっちから願い下げたいっ!!」
ポー ル「のだめ選手、千秋選手を挑発してるらしいです。ケツの穴って何ですか?」
黒木「え、え、えーっと……」
ポー ル「おっと、今度は千秋選手、のだめ選手のマフラーを掴んで巴投げです!!」
黒木「あ……あ……千秋くん、相手は(一応)女の子なん だから……」
ポール「負けじと、のだめ選手、マフラーを足に巻き付けそのまま千秋選手を引き倒します!!」
黒木 「あのマフラーすごい動きですね……特注品でしょうか……」
ポール「お前、いいかげんに……という千秋選手にのだめ選手が真上から飛 びかかります」
黒木「……そのままホールドにかかってますね……千秋選手の息の根を止める気でしょうか……(やっぱり恵ちゃんは僕の 手に負える相手じゃなかったかも……)」

「のだめはいつだって本気じゃって、なんで逃げるとですか……近づいた かと思ったら離れていく……先輩も音楽も……」
のだめはいつも本気で生きている。何に対しても。
いつだって本気 で……真剣に……。
それに答えられるかどうかは千秋次第です……。

「わかった……お前の気 持ちはわかった……」
「本当に?」
「……うん……」
(なんで俺が態度を改めらせているん だ……)

どう、考えても……これは、力技でのだめが千秋を征服したと考える他はないですよね!!。つまり、千秋 は死にたくないばかりにのだめに従ったと!!。
それでいいのか、このカップル!!。(言ってみればDVなんじゃ…)
周 囲からは「仲直りしたぞ〜」の拍手喝采です。いや、パリの観客、大喜びでした。

っていうか、お前ら、日本の馬 鹿ップルを思いっきりフランスにさらしてますがな(笑)。

ターニャとフランクを後ろに乗せてのだめを助手席に載せて車を運転している千秋。
結 局ノワールへの旅行には連れて行ってもらえることになったみたいです(運転手として笑)。
「バカンス……バカンス……ハアハア…… (怖いよ呪文のようだよ)いよいよこれからバカンスがはじまるのねーーーーーっっっ!!」ターニャもうテンション上がりまくりです。
千 秋は本当に運転が下手なのでしょうか(というよりスピードがダメ)
すっっげええ死にそうな顔して目をギョロギョロさせながらハンドル にかじりついて運転しています。
「先輩…2人きりでなくてがっかりなのはわかりますけど…」
「違う!」即座に否 定する千秋。前回パリのど真ん中であんな馬鹿ップルぶりを晒しておいていまだ認めないようです。
「のだめの初リサイタルですから、皆 さんに喜んでもらえるように頑張りマス!」
ふっと微笑む千秋。
「そうだな…恵の初リサイタル俺もすごく楽しみに しているよ…ついでにその教会で結婚式でもすっか」
心の中の千秋の声にのだめの顔があへ〜。電波が通じたのか千秋がぎっと睨み付けま す。
「勝手に脳内当てレコするな!!変態!!」……どうして脳内当てレコしてたってわかったの?テレパシーですか。

お 腹空いたーと千秋の肩に指をぐりぐりするターニャに、待ち合わせしているから時間がないデスというのだめ。
ちなみにその間ものだめは お姫様のフランクは王子様のパペットで遊んでいます。

「ねえ、のだめその男本当にいい男?」
「ウィ」
「将 来有望?」
「天才デス!!」
「わーーーーー天才に伯爵(お城の?)迷っちゃうーーーーーーっっっっ!!」

ロ ワールで待ち合わせする面々。
「ああー空気がおいしい!」思いきりのびをするフランク。まあ…あの狭い車の中ではね……。
「確 かこの辺の筈…ああいたいた!!」
「恵ちゃん!!」
やっぱり…黒木くん登場。
髪の毛を撫で つけて身だしなみを整えていたターニャの顔がすんげえひん曲がります。(黒木くんの顔も固まっている)
無言でのだめの首を締め付けて 思いっきり揺さぶるターニャに「あっちあっち!!」と指さすのだめ。

そこへ。

「の だめ〜遅いよ〜!!」

ま、ま、ま、まさかーーーーーっっっ!!リュ、リュ、リュ、リュ、リュ、リュ、リュカ登 場っっっっっ!!。
赤いブルゾンにマフラー巻いてます。………………やっぱり可愛いかも(やっぱショタ?)。

「ご めんごめん♪」
硬直したままのターニャににっこり笑って紹介します。
「こちら、リュカ・ボドリーくん!将来有望 な10歳デス!!」あれ?リュカは10歳だったっけ………。
後ろでフランクすっごい大笑い、馬鹿うけしてます。

さ て、ここで問題です。(ていうかここからは捏造です)

ただでさえ狭そうなあの車にこの6人(明らかに規定人数 オーバー)がどうやって乗ったのでしょうか。
まあ、運転席は千秋でしょう。
後ろの座席にはフランク、ターニャ、 黒木くんがぎゅうぎゅう詰めでどうにかこうにか乗り込みます。
「はう〜困ったですね〜リュカの乗る場所がないデス……」
そ したらリュカはトコトコトコって歩いてですね。
助手席ののだめの膝にちょこんと座るんです。
「僕、ここでいい よ。ね、のだめ♪」
「あ、そうですネ〜」

そして出発する車。
「あ、 リュカ。シートベルトしなきゃ」
「うふふ、のだめ、僕たちつながってるみたいだね〜♪」
その様子を額に青筋をぴ くぴくたてながら隣の運転席から睨み付ける千秋。
「ちゃんと座ってないと危ないぞ」
「大丈夫だよ。こんな『へな ちょこ』運転」にっこりとしかも挑戦的に笑うリュカ。
バチバチと火花が飛び合う2人の間できょとんとしているのだめ。

こ うして2人の戦いは早くも始まっていたのでありました。

………って本編でそんなシーンありませんから!!。

しかし、誰がこういう美味しいシチュエーションを考えたんでしょうかね♪。
だっ て原作ではのだめと千秋、黒木くんとターニャしかブノワ城に行ってないんですよ。
それなのにフランクとリュカ♪も行くなんて…ドラマ の時間制限がギリギリな中でこんなオリジナル設定をする決断をしたスタッフに心から乾杯!。
(ていうか、そんな余計なことをしたから こそ他の重要なエピソードが削られたかも…とかいうのはおいといて!)
まあでもウェンツ君なんてせっかくフランスロケに行ったもんね 〜。画面に思いっきり出ないともったいないし!。
しかし……こ、こ、こ、これを利用させていただかない手はないぞ〜!!。
あ の金髪カツラリュカを私の頭の中でサラサラ美少年リュカ(14歳くらいに)脳内変換して、思いっきり妄想させていただきやす!!。

ブ ノワのお城はゴージャス!!。
鉄の柵の門がガラガラと開いて……出てきたのはやはりモーツアルトコスプレのおっさん(ブノワ家の主… 笑)
「ようこそ、マダーム、ノダメ!!」
喜び勇んで駆け寄る子供?4人(千秋と黒木をのぞく)
「コ スプレだ〜」とパペット同士で会話するのだめとフランク。この2人がなんだかすごく可愛いんですけど…。
「今日は特別な趣向で歓迎す ると言っています」と意外に若そうな執事。

う、う、嘘だ。絶対にこのおっさん普段からこんなコスプレ日常的に やってるに違いない!!。

「こちらが、のだめ夫妻の部屋デス!!」ビシッと片腕をあげて案内する執事。彼もかな りのオーバーリアクションです。
「いや……あの……」とまどう千秋に
「スミマセン。夫の車で行きますって言っ ちゃったものデスから…キャハ♪」
両手を思いきり容赦なくのだめの頭の上に振り下ろす千秋「ギャボー!!」

……… 本当は……。

嬉しいくせにっっっっ!!。このっこのっこのっ!!。
このドラマバージョンだ と、キスもまだだからもちろん、アレもコレもまだしてはいない筈!!。
しかも……半分くらいは自覚が出てきて変態の森に片足突っ込ん でるくらいだよっっ!!。
さあ、どうする千秋!!。
二人っきりの部屋。もちろんダブルベッドだっっ!!。

モー ツアルトグッズで埋め尽くされた部屋。
「あの城主…やっぱりかなりのモーツアルトマニアだな」
「あの……」
つ いたての向こうでドレスに着替えていたのだめが微妙な口調で千秋に語りかけます。
「何?」
「はあ……」
千 秋の顔が心持ち緊張しているように見える。
な、な、何かこの密閉された空間で片方が着替えをしている…このシチュエーションにやはり 意識しているのか!?。
「それが……後ろのファスナーがはまらないんです!」
「なっ……お前が日本を出る時ヨー コが作ってくれたドレスだろ!。また太った!?(またって何…?)」
そう言いながらも懸命な顔でファスナーを上げようとする千秋。
ビ リイイイイイッッッ!!
ファスナーが壊れすっごく大きな音がしました。この状況に耐えられなくなったムッツリ千秋がのだめのドレスを 引きちぎったかと思ったくらいすごい音でした(笑)。
「……何デスか!?、今の音は!!」
「し…しまった……」
「(背 中が)開いてるじゃないデスかーーーーっっっ!!(怒)」
この時、千秋が妙な動きをしてるんですよね〜。最初は上着を脱いでのだめに かけようと紳士なことをしているのかなあと思ったけど、どうもファスナーを後ろにポイッと投げ捨てて証拠隠滅しているおうにも見えます。
は て。

「12 ユーロ!?そんなにとるの!?」
驚くターニャですが、ちなみに12ユーロを日本円に換算したら1,870円でした (2008/1/20現在)。
実際にプロではない学生のリサイタル料の相場がどれくらいかわかりませんが運営費などを考えると妥当な ような気もします。
「私達、主催者のゲストよ!」
「みなさんゲストなので…」
「ふんっフラ ンス人って本当にケチね!」ムッとする受付の男性。なんでフランス人限定でケチなの?。
「楽しみだね〜」と仲良く行く温和なフランク とリュカ。ほらほら…リュカでさえちゃんと払ってるんだからさあ…。
「ちょっと…」とお金を払い立ち去ろうとする黒木くんをターニャ が呼び止めます。
「お金貸してよ。今日のためにこの服買っちゃったのよ。それで残り7ユーロ(1,090円……ええっ?ター ニャ……)」と財布の中を開いて見せます。
ちなみにその時のターニャの服はゼブラ柄のスカートにインナーは黒白横縞のタートル、ピン クのヒョウ柄のカーディガンを覗かせてショッキングピンクのブルゾン、そしてヒョウ柄の手袋にヒョウ柄のカチューシャにヒョウ柄のマフラーです。
そ れでも厚化粧のベッキーちゃんが着ると案外これはこれで可愛いような気もします。
「だいたいそれがリサイタルに来る格好?」いや、フ ランクやリュカもかなりラフな格好してましたが。
「はあ?ちゃんとおしゃれしてるじゃない」
「じゃなくて目がち かちかする(確かに…)上はヒョウ柄でスカートはトラ柄だよ」
「これはトラじゃなくてゼブラよ!ていうかあんたなんかにファッション のこと言われたくないわ!自分こそそのだっさい格好どうにかしなさいよ!」
「僕だって君には言われたくないよ!」
「意 味わかんなあい」
「趣味悪いって!!」
はっ…っと傷ついた表情のターニャ。「あ…」言い過ぎたという感じで黒木 くんが戸惑っています。
「信じられない…本当に失礼な男ね!だからもてないのよ!」
「君だって男の品定めばかり して失礼じゃないか!」
「仕方ないじゃない!私にはもうそれしかないんだから…」
呆然としてターニャを見つめる 黒木くん。
「ばっかみたい…こっちだってあんたみたいな男好みじゃないから安心してよ!!」
と言い捨てて教会の 中にさっさと入っていくターニャとそれをじっと見送る黒木くん。

会話がポンポンと面白かったので頑張って聞き 取ってみました。

出会いも悪かったからでしょうが(なんたってセッグローク(青緑)!!でしたから)この2人は 今のところすごく相性が悪いです。
でも、あの黒木くんが女の子に対してこんなに喧嘩口調で言いたいことをぽんぽん言うのはすごく意外 ですよね。
もっと繊細で、女の子に対してはちょっと引き気味な人なんだろうなあと思ってましたから。
ヤキトリオ でポールに反発した時みたいに全然負けてない!。
いいなあ。言いたいことを言い合えるこういう関係、大好きです。

全 然関係ないんですが…うちの娘(5歳)が今、幼稚園に好きな男の子がいるんです。
「あのね……○○ちゃん(娘)と○○くん(その男の 子)って漫画の『ラブ☆コン』みたいなの(笑)。女の子の方が背が高くて男の子の方が背が低くて、いつも喧嘩ばっかりしてるし……」

漫 画のキャラクターに自分達を当てはめて妄想するあたり…娘の将来もオタク街道まっしぐら決定のようです(っていうかあんたなんで『ラブ☆コン』知ってるん だよ…)。

今年も娘はバレンタインにチョコレート手作りすると張り切ってます。本命だけでなく友チョコもたくさ ん配るそうです。
だけど、うちの作るチョコレートって、お菓子作りに全然興味のないすごくおおざっぱな母が主になって作るから、いつ もすっげえまずそうな「形は悪いけど、愛情はこもってるの…うふ♪」というあいたたな痛いものばかり配ってるんですよね。
「こんなも のなのでお返しはいりませんからっ!!」といつも言っているんですが、ホワイトデーで返ってくるお菓子とか小物の方が豪華でお金がかかっていて…なんだか いつも申し訳ないんです……。
娘よ……今年は……市販のチョコにしようよ……(ぼそっ)。

さ て、話が大きくそれましたが。
そしてはじまるのだめのリサイタル。
厳粛でおごそかな教会。美しいステンドグラス と壁面の彫刻。いやあ雰囲気あるなあ……と思っていたら。

コスプレのだめ登場ーーーーーっっ(笑)。
しっ かもすっげえ派手な赤。ブノアさんとペアルックですね。
うけてるうけてる(笑)。
「最悪だ…」と言う千秋です が、ドレスを引き裂いた(笑)のは貴方ですからねえ。
「皆さん、がんばって聞いてくだサイ!」とお辞儀をしていうのだめにリュカが ぷっと吹き出す(可愛い!)。
「頑張るのはそっちでしょーーーっっ!」とターニャのツッコミに「が、頑張りマス!!」と気合いを入れ るのだめ。

満 場の拍手を受け、のだめがピアノの「ド」の音を弾くと、教会の内部に反響します。その音にじっと聞き入るようにのだめは上を見上げます。
そ してしばらくの沈黙の後。

ドドソソララソ…

「キラキラ星」とリュカが 嬉しそうに言います。
天井から下がるシャンデリアに蝋燭がともっていてとても綺麗です。
私ですね…きらきら星っ て短い子供用の曲だと思ってたんですけど「キラキラ星変奏曲」ってまた違うんですね(無知炸裂!!)。
途中から鍵盤の上を指がなめら かに踊っているように素早い動きに変わります。
その指の動きに合わせた音がとても綺麗で本当にきらきらしていて。

「こ の音色は……」と千秋。
「……いつの間に……あいつちゃんとわかってる……この曲を……教会の響きを」「そしてモーツアルトを……」

汚 いのだめ部屋で「アナリゼ…」といいながら勉強するのだめ。
モーツアルトのCD、資料が周囲に散らばっています。辞書を引きながら モーツアルトの日記(?)を読んでいるのだめ。

そしてここで千秋のうんちくが入りますが面倒くさいので書きませ ん(笑)。

のだめの指から出る音が金色に光る丸い粒になって天井に上っていきます。本当に楽しそうなのだめの表 情。

「まんまるの……美しい形の音の粒……」とターニャ。

次はモーツ アルトの「ピアノソナタ第18番」またなんたらかんたらと千秋のうんちくが入りますが省略(笑)。
要するに言いたいのは「モーツアル トって理論でどうこう言える相手じゃないんだよな」だということです。

「……あいつはそこまでわかって弾いてい る……」

千秋にはわかったでしょうか。
のだめがこのリサイタルに向けてどんなに練習してき たか。どんなにがんばって来たか。

楽しそうにリズムをとるリュカ。
「すごい……あっという 間に違う世界に引きこんでいく……これが初めてのリサイタルだなんて……」という黒木くん。
「どうしてこんな音が出せるの?」私だっ て頑張ってやってきたというターニャ。
だけど、つらく、寂しい、怖かった。この先もずっとこうなんだと思ったら耐えきれないと言う。
ター ニャだって一人異国の地で頑張ってきた人なんですよね。

本当に楽しそうにピアノを弾くのだめ。
「ブ ラボー!!」と言ってブノアのおっさんが拍手をすると会場が拍手の渦に巻き込まれます。
モーツアルトのかつらを取るのだめ…やっぱり こっちの方が可愛い♪。
「さて、モーツアルトも終わったし」…と居眠りに入るブノアのおっさん。
じろりと睨むの だめ。
メゾフォルテをフォルテッシモで弾き始めるのだめ。思わず起きるおっさん(ごめんね、おっさん呼ばわりで)。
ラ ヴェルの「鏡」。
のだめがパリに来て初めて弾いた曲です。
パリに来てからののだめの姿が千秋の脳裏に蘇ります。
最 初に千秋の部屋で楽しそうに弾くのだめ。
「何も出来なかったんデス…のだめは井の中のかわずだったんデス…世界はすごく広かったんデ ス…」
という蛍のだめ。
アナリーゼで苦しむのだめ。
教会のミサ曲をリュカと♪聴くのだめ。

「あ れからまだ数ヶ月しかたってないのに…近づいたと思ったら…」

ふっと千秋の脳裏をよぎるのはノエルの夜に泣きな がら千秋に抱きついたのだめでした。
あの時千秋はのだめに近づいたと思ったのでしょうか。

だ けど。

「……離れていく……」

のだめの華麗な演奏は続きます。

「こ いつはすぐに理解の範疇を越えていくから…」

「…オレは多分……いろいろなことを覚悟しておいた方がいい……」

深 い……深い表情になる千秋。
今、この時点で世間に認められ、音楽の世界へ先に踏み出しているのは千秋の方です。
だ けど。
この先のことはわかりません。

演奏が終わりました。
「ブラ ボー!!」の声にフランスに来てから今までで一番嬉しそうな笑顔を見せるのだめ。
皆が立ち上がって拍手をします。
黒 木くんも……ターニャも……フランクも……リュカも……。
そして千秋も。

のだめのリサイタルの終わった夜、ブノア城でパーティが行われました。
城主 が乾杯の音頭をとります。
「皆さん、初めましてヴォルフガングーッッ」
「ヴォルフガングーッッ!!」と言われた ら「ミッターマイヤーッッ!!」と叫び返したくなる銀河英雄伝説ファンはのだめ界にはいませんか?(笑)
(自分のオタク度に乾杯 だ!!)
「何故俺達までこんな格好を……」と仮装させられて頬をひくつかせる千秋。
「でも当時の仮装なんてなか なか経験できるもんじゃないし、燕尾とそんなに違わないよ」と青緑色の仮装をした黒木君。
今回はロバを経験していないというのに、か なり仮装にノリノリな黒木くんでした(笑)。
これはR☆Sオケ時代に峰から仮装をさせられた経験があるのか、アニメフェスタでフラン クあたりにプリごろ太のかぶりものでもやらされたのか?
……違うだろ!!と心の中でツッコミを入れる千秋ですが……ツッコミを入れた くなる気持ちもなんとなくわかります。
なぜならば。叫ばせていただけるならば…。

玉木千 秋……アンドレイの仮装が全然似合ってねえーーーーっっ!!(黒木くんもだけど)。

なんで?。
な んでこんなに似合わないの?
あまりにも痩せすぎて華奢過ぎるから?。
きっとああいう襟がないデザインって撫肩の 日本人には似合わないんですよ、きっと。
漫画でのアンドレイ千秋は格好良かったのになあ。
もう、仮装して並んで いる2人が妙にホモくさくて嫌でした(笑)。

「では演奏する方はこちらへどうぞ」という執事。
「い や…オレは指揮者で演奏はまるで…」となんとか逃げようとする千秋ですが「ヴァイオリンが堪能だと聞いております。のだめ様から」。
の だめ〜!!と睨み付ける千秋ですが、当ののだめは何かをおいしそうにお菓子?をぱくつきながら千秋から視線を逸らします。
「あいにく 楽器を持ってきてないんで……」
「私のヴァイオリンをお貸しします」「あんたが演奏すればいいだろっ!!」
も う、このオーバーリアクションのうさんくさい執事が気になって気になってしょうがない私です。
手品のようにさっと一瞬でマイヴァイオ リンを取り出すとは…ただものじゃねえ(笑)。

「それにしてもターニャ…いつもにもまして豪華だね」
マ リーアントワネットになりきったターニャに顔を見合わせるフランクとリュカ(もちろん2人とも仮装)。リュカはオレンジジュース飲んでます(子供だから ♪)
「当然よ!この城主の息子も来ている筈なのよっっっ!!」
必死になって息子を捜すターニャ。まさにフィッシ ング中です(笑)。
「紹介しよう、魚ちゃ〜ん!こちらが我が息子で独身で今お嫁さん募集中…」
「ハイッハ イッ!!」といきおいよく名乗りを上げるターニャでしたが……。
「おや、君は、残り7ユーロ」「……リサイタルの受付」(お互いに本 当の名前を知らないらしい)
「終わった……」とがっくし肩を落とすターニャでした。
でも……ほら……ターニャ、 あの城主の息子はあまりイケてなかったと思うよ……。

リサイタルの受付(名前はロラン)はのだめに「また来年も リサイタルを」と、一人の奥様が「うちのサロンパーティでも演奏をしてくれないかしら」と言います。
「本当に?」と喜ぶのだめに城主 は言います。
「ぜひ受けるといいよ。芸術は人の目や耳に触れてまた育っていくものだから…ってオクレールさんの受け売りだけどね」
こ こでオクレール先生の「君は人に聞かせたくないの?」「なんのために弾いているの?」という言葉が蘇ります。
彼がのだめにリサイタル をやらせた本当の意図がここで明らかになります。
原作とはかなり違いますが、自分を見失って苦しむ→リサイタル演奏→拍手喝采をあび て演奏する喜びを知る→本来の自分を取り戻す。
こういう展開はわかりやすくてドラマとしてはいいんじゃないかなあって私は思います。
な んせ原作の落ち込む蛍のだめから復活するまでの過程が今一つわかってなかったアホウな私なので…(千秋は原作でもドラマでも役にたってないことは確か だ!)。

「どーせ私なんか…」と拗ねるターニャ。
「だったら君も演奏してアピールすればい いじゃないか」という黒木くん。
僕も少し前まで君と同じだった…異国の孤独に耐えきれずに逃げ出そうと思ったと言う黒木くん。
「だ けど恵ちゃんの演奏に勇気をもらったよ。やっぱり音楽は世界共通だって」
そして「一緒にオーボエ四重奏をやりましょう!」と楽器を 持った人達に積極的に声をかけます。
黒木くんも変わりましたね。
すっげえ楽しそうにオーボエを吹く黒木く ん!!。
もう、表情豊かで…目をぐりぐりさせて、あなたはハメルーンの笛吹きですか?(笑)っていうくらい。
(い や、何もそこまで愉快に変わらなくても…)
その演奏を聴いているうちにターニャの表情も変わっていきます。

上着を脱ぎながら城の廊下を歩いている千秋。ベスト姿も……やっぱり似合ってない(笑)
「あ 〜先輩、逃げてる!」と追いかけてくる目ざといのだめ。千秋センサーに反応したのか?。
「やってれるか!。こんなこと。それよりお前 よくこんな服でリサイタルやったな」
「それよりのだめ、お仕事が舞い込んだんデス!!サロンパーティとここでまたリサイタル!!すご いでしょ!!」
興奮してとても嬉しそうなのだめに、千秋の顔をふっと和みます。
「へえ…すごいな」
「モー ツアルトの言うとおり旅はするものですネ」
「……ちょっと意味違うと思うぞ……」
そして急にまじめな顔になり千 秋を見つめるのだめ。
「どうでしたか……のだめの初リサイタル」
クローズアップされていくノダメの顔。
一 番聴いて欲しい人がに自分の演奏はどう聞こえたのか。
千秋はふっと笑うと……言葉をためます。
「すごく……」
次 の瞬間目をがっと見開きます。こえーよ、玉木千秋(笑)。
「心臓に悪かったっ!!ふざけんな、バカ!!」
といい ながら上着をのだめに投げつけます。ギャボーとのだめ。
「なんだよ……あのラヴェルの出だし……殺す気かっ!!」
原 作ではリストでmfをfffだったんですよね。
私はこのfffが3つ続くのが読み方がわからなかったんですが、調べたら「フォルテッ シッシモ」っていうんですね。
初めて知りました〜(笑)。
「メゾフォルテ」がやや強く、「フォルテッシモ」がご く強く、「フォルテッシッシモ」が非常に強く…なるほど。
まあ、どうでもいいですが、そんなに強かったんですか。ラヴェルのあの出だ し。おっさんは驚いて居眠りから起きていましたが。
そして千秋は真剣な顔になりゆっくりと近づきます。
のだめは まだ上着をかぶったままもごもごしてます。
ゆっくりと近づいていって優しい顔で「でもまあ……良かった。……泣けた」と言います。
そ れを聞いて「いしし」と子供が誉められて笑うようにぴかぴかの嬉しそうな笑顔で上着をとるのだめ。
本当に素直でないというか……それ まで千秋、すっごく優しそうな笑顔してたのに、のだめがすぽっと上着を脱いだ途端に顔をそらしちゃうんですね。
ああ、まさにツンデ レ。
「じゃあ、次は先輩の番ですネ。先輩もこの服を着て」…とそそくさと上着を千秋に着せる。何故かおとなしく着せられる千秋 (笑)。
「ヨーロッパデビューをしてみたらどうデスか。ささ、アンドレイ♪」
そして数歩離れてハイチーズと言わ んばかりにデジカメ持ってパシリッ!!
「誰がアンドレイだっ!!」
嬉しそうにデジカメの画面を覗き込むのだめに 「お前……まさか……」と嫌な予感がしてデジカメを取り上げる千秋。
「ヒイッ!!」そこにはなぜかアンドレイの足のみが数点写ってま す!。
思わずのだめが足フェチなのかと思っちゃいましたが、多分画面外には千秋の全身像が写っていたのでしょう。
(ヴァ イオリン千秋が撮れなかったから?)
「ムキーーーーッッ」と取り返しそうと千秋に飛びかかるのだめ。

そ のころフランクとリュカが別室の窓から揉み合っている2人を見つけます。
2人はまるで抱き合ってダンス踊っているみたいです。
「ケ ンカ!?」と慌てるフランクに
「じゃれてるだけだよ。君にはわからないだろうけど」と冷静なリュカ。
この言葉に はさすがに温和なフランクもむっとします。
ああ……この頃のリュカはまだ、恋の魔力に取り憑かれていないのか……。
し かしいつの日か君も叶わぬ恋に身を焦がす日が来るんだぞ〜〜〜っっっ!!。
「でも、土下座してる……」何故か日本の土下座を知ってい るフランク(オイ笑)。
のだめの土下座をパシャパシャデジカメに撮る千秋にキレたのだめが回し蹴りをしますが、今回は千秋にジャンプ して避けられます(のだめの行動パターンを悟ったのか?笑)。
するとのだめが千秋に抱きついていって……もみ合いながら千秋ものだめ を抱きしめそのままぐるんぐるん(笑)。

なんか……もう、こんなの書いている方もげんなりするような……いちゃ つきぶりで……もうやってらんねーなあ。こっから書くのやめようかな(はあ)。

「はっ」とフランクが両手でリュ カの目を隠します。
「はい、子供はここまで〜」何か15禁に触れるような行為が行われたのでしょうか。
「えーあ とちょっと」とごねるリュカですが、確かに……ここからがいいところです。私ならカメラ持参でこっそり後をつけていきますね!!。
「そ う?」とフランクは素知らぬ顔で「じゃあ僕はピアノを弾きに行くよ。来年のリサイタルにスカウトされるかもしれないからね〜」
「僕が 先に弾く〜!!」まんまとのせられるリュカ。
フランクッ!!子供の扱いがうまいなあ!!。いいパパになれそうです〜♪。


「返 してくださいヨ〜」
「やだ」
と相変わらずいちゃつきながら庭に出る2人。
庭の湖に外灯の光 が照らしだされていい雰囲気です。
「よいしょ…ああよかった…」とデジカメを奪い取るのだめ。
デジカメ争奪戦は 諦めたかのように千秋は「あんな弾き方するなんて…知らなかった…」と言ってベンチに腰を下ろします。
「んふ」っと笑うのだめ。
「そ りゃ学校で秘密の特訓してましたから…あのラヴェルは少し反射がきつめというか…」
「は?」相変わらずのだめの表現力についていけな い千秋です。
「あのキラキラ星はどうでしたカ?あれ、実はオクレール先生の選曲なんデス…さすがヨーダデショ」
「ヨー ダ?」さあ、千秋はスターウォーズを知っているのでしょうか(笑)。
しばらくの沈黙の後。
「…のだめ…これから もっといろんなこと勉強しマス。また皆に聞いてもらえるように…喜んでもらえるように…もっと練習して…いつか絶対ピアノコンチェルトで先輩と同じ舞台に 立って見せマス」
それがのだめの夢。フランスに来て奈落の底に落ち込んで苦しんであがいても変わらなかったのだめの夢。
微 笑んで見つめる千秋。
「お前って……」
「はい?」
……日本にいる時からそうだったけど…い つも一緒にいるようで…そうでもない。一人で旅して…いつのまにか帰ってきている。
そこでいきなりがしっとのだめを掴んで立たせる真 一くん(笑)。
そして顔をそっと近づけて唇を重ねる……。突然のことに目を見開くのだめ。
……それでいい……俺 が見失わなければ……。

はい、甘い?キスシーンでした!。
あいかわらず、のだめの気持ちな どお構いなしです〜。
自分の感情の思うがままにまかせて、その場の雰囲気でついやってしまう真一くん…最低の男ですね!!(笑)。
そ の後、うっとりとしたようにのだめは目を閉じますが…つい、その後を簡単に補完してみました。


シャーーーーーー。

のだめがシャワー室でシャワーを浴 びている音が聞こえる。
千秋はそれを聞きながら、ベッドに座り頭を抱えていた。

………なん てことをしてしまったんだ……。

好きだ、とも、愛してる、とも言わずに突然の衝動的なキス。
あ いつはどう思っただろうか。

のだめは呆然とした表情のまま、あれから一言も口を聞かない。
さっ き、
「汗をかいたから…」
とシャワールームにぼーっと入っていった。

俺 は、なんであんなことをしてしまったのだろう。
「先輩と同じ舞台に立って見せマス」と言ったのだめが健気で可愛く見えたから…?

い や、本当は、もっと前から気づいていた。

自分があいつのことをどう思っているかということに……。


ガ タッとシャワー室の戸が開いて、ネグリジェ姿ののだめが出てきた。
それは千秋の母親から譲り受けたものらしく……なんだかとてもセク シーで色っぽい……。

「先輩……シャワーお先にいただきましタ……。次、どうぞ……」

赤 くほてった熱気を帯びたのだめの顔は、何を考えているのかわからずにこちらを見ようともしない。


…… これはどうなるんだ?……一部屋に二人きりのこの夜は……。





ちょ うどそのころ、隣の部屋であるリュカにあてがわれた部屋では残り全員が集まっていた。

「う〜ん、なんだか、よく 聞こえないわね……肝心なところなのに…」

ターニャはコップを壁に当てて隣の部屋の一語一句まで聞き漏らすまい とスタンバッていた。

「ターニャ…さすがにそれはやめた方が…」

とお そるおそる言うフランクにターニャがキッとなって言い返す。

「何よ!あなたが言ったんじゃない!。千秋とのだめ がいい雰囲気になったから…きっと勝負は今晩だよ…って!!」
「いや、確かにそれは言ったけど…」
「趣味が悪い よ…人の部屋を盗聴だなんて…」

ふうっとため息をつく黒木。元来彼は、こういった覗き見趣味はないのだ。

「な、 何よ!あんただってあの二人がどうなるか興味があるくせに!あんた、のだめのこと好きだったんでしょ!?」
「あ、相変わらずデリカ シーがないな!!そんなこと君には関係ないだろう!!」

ぎゃあぎゃあと二人が言い争っている間に、リュカはすた すたと部屋を出て行った。

「リュ…リュカ?」






「あ の……先輩、次、シャワー浴びないんですか…?」

沈黙に不思議に思ったのだめが首を傾げる。
そ のしぐさも無意識に誘っているようで妙に色っぽい……。

「のだめ……」
「……ハイ?」
「……… 俺は………俺は………」

千秋のそっと差し出された手が、のだめの肩に触れようとしたそのとき……。



「の だめーーーー!!」

ガラっとドアが開いて入って来たのはリュカだった。
思わず隣室でずっこ けるターニャ、黒木、フランクの3人組。

「リュカ!どうしたんデスか?」
「……なんだか、 このお城、広すぎて…怖くて一人じゃ眠れないんだ……。のだめ、ママの代わりに一緒に寝てくれる?」
「ああ、そうデスね。リュカの年 で、まだ一人でお泊りは早すぎましたネ」

そう言ってのだめはベッドの方を見る。

「じゃ あ、このベッドに3人で寝ましょうか」
「……いやだ!。千秋、なんだか寝相が悪そうだから蹴っ飛ばされそうだし」
「あ あ、そうですネ。先輩、寝相が悪いですしネ(なぜ知っている?)」

のだめは千秋に向き直るとにっこり笑って言っ た。

「じゃあ、すみませんが、先輩。リュカと部屋を交換してあげてくれませんか?リュカはまだ子供なんで……」
「………………」

寂 しげな子供のようにのだめにすがり付いてすすり泣くリュカを目の前に、千秋はなすすべがなかった。
自分でも納得がいかないまま、部屋 を出て行く千秋の目に、のだめの胸に顔をうずめたリュカがニヤッと笑う姿が見えた……。


で ブノワ城の夜は、おしまい(笑)ってな感じで……。


日本のお正月〜from裏軒!です。
「明けまして…おめでとお 〜〜っっ!!」
峰が威勢良く樽酒を割ります。
この時期に「明けましておめでとう」なんて書いている自分にもびっ くりですが、実はまだ新年の挨拶さえ終わっていないサイトマスターさんが何人もいて…自分の不義理さにいやはや呆れ果てている今日この頃です。
「の だめの初リサイタルも成功したことだし…次はいよいよ千秋様のヨーロッパデビューね!!」
アフロヘアに正月飾りをつけてテンション上 がりまくりの真澄ちゃんを見ていると小出恵介くんがカレンダーも販売しているくらいイケメン俳優だということをつい忘れてしまいます(笑)。
「ド キドキしてきた〜!!」乙女心爆発させている真澄ちゃんの肩に手をのせて「千秋くんが好きだーーーーーっっっ!!」と相変わらず脈絡がなく叫ぶ高橋くん。
真 澄ちゃんも高橋の手を払うこともなく、一緒にフィーバーしています。ツーショット多いです。

……この2人……実 は怪しい(笑)。

「そういえば清良もウィーンのヴァイオリンコンクールで3位に入賞したらしいぜ」と沙悟浄。
ま すます盛り上がる周囲とはうらはらに、それを聞いた峰の表情が曇ります。
「どうしたの龍ちゃん」と心配する真澄ちゃんに「……コン クールが終わった後も連絡がないらしくってね」と答える峰パパ。
「……電話してあげなさいよ」と峰の肩を叩く真澄ちゃん。
「清 良の性格だもの…コンクールに入賞したくらいじゃ電話して来れないわよ……ほら」と無理矢理峰に携帯を持たせます。
なんで真澄ちゃん が清良の性格を知っているかというと…ドラマ版では清良と真澄ちゃんは親友だという設定がどこかにありましたね。
意を決したように清 良に電話をする峰。
「……清良」
「……うん」
「コンクール……お疲れ」
「…… 駄目だった……私もまだまだだね……」
「あ、そうだ。年賀状…ちゃんと届いたか?」
たくさんに積まれた手紙に目 をやる清良。
「……いっぱい届いたけど、どれが年賀状だかわかんないわよ!……留守にするって言ったのに……こんなに読める訳ない し……字、汚いし……」
そういいながらも愛おしげに手紙を手に取る清良。
その手紙には峰くんの愛情がぎっしりつ まってるんだよね、清良。
「悪かったな!」
「清良…負けず嫌いもいいけど…つらい時は連絡しろよな!お前もこん なにいい仲間がいるんだからさ!!」
そう言って携帯をR☆Sメンバーの方に向ける峰。
「ひゅーひゅー、清良、頑 張って〜!!」と真澄ちゃん。
「明けましておめでとう!」と萌?(薫?わかんねえ)
「龍太郎のオヤジで す!!」……いや、別に出てこなくていいから、親父(笑)。
がんばれーっと周りで応援する声が聞こえてきて…清良が泣きそうな顔にな ります。
「うん……ありがと……」
「……また、次がんばれよ!まだ始まったばっかじゃないか!」と峰。
「や れるだけやって駄目だったら……そん時は帰ってくればいいじゃん!!。……寂しい時はいつでも電話してこいよ!!な!!」
清良が目を うるませながら笑顔になります。
だけど次の瞬間。
「ーっていうか、寂しいなんて一言も言ってないし!!結果出す まで帰らないし!!」
いーだっていう表情で峰に宣言する清良。まったくもう……ここにもツンデレちゃんが一人います(笑)。
「お、 おう。そーかそーか!!じゃーな!!」
といって笑顔になって電話を切る峰。
その瞬間「このこのこの〜」とメン バー達から冷やかされる峰。
「うるせえよ!お前ら今からミーティングだ!!」と照れ隠しのように怒る峰。
「R☆S オーケストラ再演に向けて活動だ!!」
ええ〜!?となるメンバーの中から「とうとうこの日がやってきたか!!」と前に出る大河 内!!。いやあ出番があって本当に良かった良かった(笑)。
「おう!!とうとうやってくるんだよ!!」
と峰が叫 んだ瞬間、ガラリと店の戸が開きます。
「らっしゃいっっ!!」と峰パパが叫んだその先には一人の男性の後ろ姿が(笑)。
振 り返りびっくりするみんな。
「来た〜〜〜〜〜っっ!!」
「松田様〜〜〜〜っっ!!」
「松田 さんが好きだ〜っっ!!」と酒に酔ってふらふらしながら近づく高橋くん(オイ)。
「さあ……楽しい音楽の時間だっ!!」とかけ声をか ける峰に「ハイっ!!」と背筋を伸ばし天井を見上げるメンバー。
松田さん、画面の端っこに映ってはいるのですが、どうしたことでしょ う!ああ!編集ミスでしょうか!。顔が正月飾りに隠れて見えません(笑)。

まあ次回 ドラマに向けてキャストを特定しとかない方がいいということでしょうか(笑)。
ちなみに茶々さんは松田さん役には福山雅治希望だそう ですが…私はもっと油っぽそうなねちっこそうな人がいいなあ。
か、唐沢寿明さんなんてどうでしょう……やっぱり駄目?(いや、今「白 い巨塔」の再放送やってるんで…つい…笑)


峰からの手紙に目を通している清良。手紙の字が 画面に映し出されます(そんなに汚くもないが…うちの旦那と比べたらよっぽどうまいぞ)

「自信持てよ」
「頑 張れ清良」
「マヂで絶対大丈夫!!」
「愛しの龍太郎より(はあと)」

そ れを見ながらふわっと笑顔になる清良。
「……ありがとう」
そうして真剣な表情になるとヴァイオリンケースを持ち カツカツと音をさせながら部屋を出て行きます。
画面に残されたのはR☆Sオーケストラの写真。

こ の2人も大丈夫ですよね。
清良。世界には峰よりもずっと顔がいい男も、頭がいい男も、才能がある男も、性格がいい男も星の数ほどいる と思う(オイ)。
だけど、こんなに熱い情熱ハートであなたを愛してくれている男は……峰龍太郎!!この男しかいないぜっっ!!。
やっ ぱり好きだな…と実感しました。ミネキヨ。


そして…

千秋真一 ヨーロッパデビューコンサートで す。
ちょっとこのポスターの千秋は……変ですね。髪型が変。(あ、ドキ2さんも言ってたな)
どこだかよくわから ないけどとても大きなホールです。
お客さんもたくさん入っています。
ターニャ・フランク・黒木くん・リュカ・ ジャン・ゆうこ・片平・エリーゼ・シュトレーゼマン…と見知った顔ぶれがぞろぞろと表れる中…。
あれ?このおっちゃん誰だっけ……。
見 覚えはあるもののなかなか頭に浮かんでこない…ああそうだ!。千秋のコンクールで励ましてくれたおっちゃんだ!!(ごめんおっちゃんよばわりで)
そ してのだめ。
胸元には千秋からのプレゼントであろう、赤い石のネックレスが光っています……。

あ いかわらずそれまでの過程がスルーです!。

いったいどういった状況でどのようにこのネックレスを渡したんだ!? 千秋!!。
これは……私達二次作家書きさん達への挑戦状と受け取ってもいいですね!!(いや、誰もそんなことは言ってません)

指 揮台の上で深く礼をする千秋。
「俺もがんばらなければ…」
フルートの可愛い女性。金髪アフロ外国人バージョン真 澄ちゃんのロラン。千秋をいじめたホルンのおっさん。
魅力的なウィルトール交響曲楽団のメンバーが次々と映し出されます。皆笑顔で す。
そして……ワタクシ一押しのコンマスのおじさま♪。
ゆっくりとうなずき、千秋もうなずき返します。

「ずっ と憧れていた場所にいる……」

目を瞑り、指揮棒を振り上げて曲が始まります。
曲は「ブラー ムス交響曲第1番」んでもって千秋のうんちく……省略!(笑)

「日本で絶望の中にいた俺を救い上げてくれた 曲……」

「ヨーロッパに来ることも……プロの舞台に立つことも……ずっと諦めていた……」

次 々と映し出される顔ぶれは、皆、千秋の音楽に聴き入っています。
以前演奏した時よりも……更に素晴らしい音楽……なんですよね?(オ イ)
ああ!どうして佐久間さんがいないんだ!!。
彼ならこの演奏をポエムに表現して視聴者にわかりやすく説明し てくれるのに(笑)。
さすがにミッチーがパリロケには来れなかったのかな〜。
千秋のストーカーやめたのかな (笑)。

「たくさんの人に支えられて……ここまで来た」

のだめの目に も千秋の目にももう涙が光っています。

「精一杯に感謝をこめて……そしてまたここから始まるんだ……この曲か ら……また新たなステージへ!!」

もう玉木千秋なんか、すっげえ血管がぶち切れそうな顔して指揮してます。目が 真っ赤に充血してます!。大丈夫か!!

「さあ、希望と救済へ!!。喜びのフィナーレ!!」

曲 が終わります。「ブラボーっ!!」と言ったのはシュトレーゼマンです。
それと同時にのだめは立ち上がり、中央の階段を駆け上がって行 きます。
画面に流れ出すエンディングテロップ。
観客全員がスタンディングオベーションです。
オ ケ全員が立ち上がりコンマスと握手をする千秋。
それから観客の方を向いて深く深くお辞儀をします。

いまだ拍手の鳴りやまぬ中、千秋は舞台裏でタオルを受け取ります。「ありがとう」
そ こへダッシュして階段を駆け下りるのだめ。
「おめでとうございマス!!あの〜サインくだサイ…一番デス!!」
そ う言って嬉しそうにサインペンを千秋に差し出すのだめ。
千秋の呆れかえった顔。……この2人は生涯こういうパターンなんだろうな〜。
「お 前……」といいながらもふっと笑い
「早すぎる。まだ挨拶が残ってるんだぞ」そう言いながらもサラサラとサインをする千秋にのだめが言 います。
「あの……それから……先輩……この前キスしましたよネ……あれ、よく覚えていないんで……もう一度お願いしマス」

……… え?………ええっ!?
あのキスの日からどのくらい日がたっているのかよくわからないけど…たぶんブノワ城での一夜はリュカに邪魔され て何もなかっただろうけど(脳内妄想…笑)。

今まで何をしとったんじゃーーーっっ!!お前らっっっ!!

っ ていうかあのぶっちゅーのキスを覚えてないと言われちゃあ……千秋の立場もないよなあ。うんうん。私、初めてあなたに同情したよ。

思っ た通り呆然とする千秋。
目を閉じて用意はオッケー!!ののだめ。
じっとその顔を見つめて……ゆっくり近づき…… サインペンでのだめのほっぺにぐるぐる渦巻きをすっげえ嬉しそうに書く千秋。
っていうか、のだめちゃん。途中で気づいてくださいな (笑)。
「ステージに出て下さい」と言われ、「はい」と振り向く千秋。
のだめはぽかーんとした顔をしてます。
そ して千秋はステージの方へ歩き始めて…振り返ります。
そこにはパンフレットを胸に抱きしめた渦巻きのだめの超・超・超・超・超〜〜〜 可愛らしい笑顔が!!。

こーれーで、落ちない男はいねえって!!(本当かよ笑)。

「ヨー ロッパデビュー……と同時に……」

のだめの方へ駆け戻るとその長い腕でぎゅっと抱きしめます。この男、いつでも いきなりだなあ。いいけど別に(笑)
びっくりしたのだめの顔。
千秋が一瞬泣きそうになりながらも目を閉じて、愛 おしそうにのだめの肩に顔を擦り寄せます。
のだめも目を閉じて千秋の胸に抱かれています。

「変 態の森へ♪」いや、本当に千秋の言い方が語尾に♪マークがつきそうなくらい弾んでたんだってば。
そして見事に変態の森すごろくゴール いたしました。めでたしめでたし。



ここまで読んでいただいて本当にあ りがとうございました!(ぺこり)。